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松本幸徳「激増するスペインリーグへの参戦。日本人はスペインへのリスペクトを持ってほしい」 

卓球王国PLUS独占インタビュー[スペイン卓球協会ジュニアコーチ]<後編>

日本卓球協会の強化部に籍を置いていた松本幸徳。4年前にスペインに渡り、コーチ活動を始めている。
近年、多くの選手がスペインリーグに参戦している。日本選手がスペインを目指す理由を聞いてみた。

Interview by

今野昇Noboru Konno

[まつもと・ゆきのり]
1987年9月8日生まれ、兵庫県出身。その田卓研で卓球を始め、滝川第二高でインターハイ学校対抗ベスト8、近畿大では関西学生リーグで36勝12敗の成績を残し、特別賞を受賞。卒業後、一般企業を経て日本卓球協会のエリートアカデミー総務となり、ナショナルチームの練習相手なども務めた。2022年にスペインに渡り、選手としてスペインリーグを経験後、スペイン卓球協会のジュニアコーチとして活動し、U13代表監督。現在、バルセロナに在住

スペインから見た日本卓球界の「強さ」 

ヨーロッパ選手権の団体戦に帯同すると、みんな常に一緒に行動していて、本当にチームを作り上げる感じがする

●−スペインという離れた土地から、改めて日本の卓球界を見ると、どのように映りますか?

松本 本当に素晴らしい環境だと思います。日本の選手たちのレベルは、客観的に見ても驚異的なまでに高いです。私は今でも現役時代の癖で、WTTの結果はもちろん、日本リーグ、関東・関西の大学リーグ、東海リーグ、さらにはインターハイの地方予選の結果までネットで逐一チェックしてしまうんです。

それを見て、「あのクラブ出身の子がこの大学に進学して、こんなに成長しているんだ」「今はどんな用具を使っているんだろう」と驚かされるばかりで、日本の選手層の厚さには脱帽します。

ただ、一つだけ外から見ていて違和感を覚えるのは、チームとしての「一体感」がどこか希薄に見える点です。日本にいた時は、そのシステム(それぞれが個々になってパフォーマンスを高める)が普通だと思ってましたが、ヨーロッパ選手権の団体戦に帯同すると、みんな常に一緒に行動していて、本当にチームを作り上げる感じがする。卓球は個人スポーツだけど、チームスポーツとなんら変わりないなと感じました。

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